オワリハジマリ その2 | 煮詰まっただんご汁

オワリハジマリ その2

注:この記事は7月の終わりに記述しております。


いままで終わらせてない話がいくつかあるんで、ダイジェストでいくつかを終わらせちゃうって企画第二弾です。


ウチくる!? ってタイトルで書いてた奴の続き、気になりますよね?

まあ、気にならなかろうが関係なく書いちゃうわけですが。

(過去の記事は 前編  中編


あらすじ

Fさんから手紙を貰い、返事を書かなかったら電話が来てしまった。

家族が居ないので家に遊びに来てと言うので、行って見るとそこはとんでもないお金持ちのお屋敷でした。

そして、彼女の部屋に案内される。(あらすじはここまで)


Fさんの部屋に入ると、イメージとは違い(?)、普通の女の子の部屋でした。

中学生時代のイメージのFさんは、牛を飼ってる家ってイメージしかなく、口癖がモーモーって言うイメージだったのですけど(そんな口癖は無かったですが)、意外でした。


パステルカラーとでもいうのでしょうか。

そんな印象でした。

いっちょ前にぬいぐるみなんかも置いてあったりします。


よくよく考えれば女性の部屋に案内されることなんて初めての経験でした。

なんだが女性らしいいい匂いもするのです。


「座って」

と、ベッドの端に座るように促され、右にFさんが座ってきました。

なんだかやけに近い。

ちょっと腕が触れているのです。

これはドーテー君には刺激が強すぎる。


精通前の男子なら、これだけで精通を迎えることでしょうけど、生憎私のようなオナニー暦5年のベテランになると、これぐらいじゃビクともしないほどの硬さになっているのです。


これがTVなら「ドッキリカメラ」のプラカードを持った人がベッドに下にいるとこですけど、なんだかマジっぽい展開なのです。


親が居ないときて、ベッドに誘うとくれば、次はもちろん、修学旅行なら枕を投げるわけですが、相手が企画女優ですから、ここは当然キス&ファックでしょう。

企画物なので、わざわざセーラー服に着替えて始まりかねない、そんな空気の中、彼女が話し始めました。


「わたし、だんごじる君が好きなの。」


な、なんだってぇえええ!!!

キバヤシ「人類は滅亡する!」

 とMMRなら、ドアの向こうから登場しながら言い出すところでしょう。


俺のようなB(BUSAIKU)-BOYが告白されるなんて、どう考えても冗談としか思えない。

生まれて初めて女性から告白されたのです。

これはドキドキですよ。


ここはもうキスしちゃっていいのか?

胸もんでいいのか?

パンツははいたまま触ってもいいのかな?

なんて気が動転して考えてました。


「で、A君のことも好きなの。」


は?

この不意打ちにはやられた。

二度ビックリですよ。

グリコか。


Fさん「私としてはA君のほうが好きなんだけど、お父さんがダメだっていうの。」


私「・・・・。」


Fさん「A君は○○高校(県内でも偏差値の低い学校)でしょ。」


私「・・・・・・。」


Fさん「だんごじる君は○○高専(自分で言うのもなんですけど、県内でもっとも偏差値が高く、国立である)でしょ?」


私「・・・・・・・・・・・。」


Fさん「お父さんはだんごじる君を気に入ってるの。」


私「・・・・・・・・・・・・・・。」

Fさん「だから私とつきあってくれない?」


付き合う前から二股かよ!


いまならとりあえずやっちまえってことで、やっちゃうあと断るところだと思うんですけど、恋愛の経験も無い自分としては、一番じゃないとアカンやろ!なんて思っちゃったんですね。


私「ごめんね、付き合えないわ。」


今考えると逆玉の輿なんじゃないかなと後悔する事もしきりなわけですけど、まだ若かったし、意欲に燃えてた。


当時は自分の信じる正義を貫こうとする、正義のスーパーヒーローって自分を思ってましたから。

正しく生きることが大事だったのです。

一番好きな奴と付き合うべきなんて甘い考え持ってたわけです。


今は考えを改めました。

チャンスあらば貪欲に狙っていきますよ。

逃がすと次いつ出来るかわかりませんしね。


女性に好意を持たれるなんて皆無ですからね。

ノンケだろうと関係なくホイホイついていっちゃいますよ。


そんなわけでこんな私でよかったら、どなたかお願いできないでしょうか。

お礼も用意しますんでぜひお願いします。


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次回は2007/9/2 公開予定です。